雨戸を塗装する場合、施工方法として「吹き付け」と「手塗り」の2つあります。
今回は吹き付けで塗装したのですが、なぜ吹き付けだったのか…その理由をお話ししたいと思います。
現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
工事中のお客様に喜んでもらえる工事を行うことは勿論ですが、工事をお考えの方へ参考になる記事にしていければと思っています。
※この日記は工事の翌営業日に投稿を行っていますが、作業や内容により、前後することがあります。
雨戸塗装はエアレスガンで行う吹き付け塗装と刷毛やローラーで行う手塗り塗装の2つがあります。
今回現場日記での建物では雨戸を吹き付け塗装で行っています。
一般的に吹き付け塗装で行う理由は大きく以下の3つ
◆吹付けのメリット
① 作業性が良い
飛散養生の作業が大変になりますが、塗装自体は吹き付けガンを使う素早く行うことが出来ます。なので、雨戸が沢山ある場合は吹き付けで塗装します。
② 複雑な雨戸の形状でも塗装しやすい
雨戸の形状によっては刷毛やローラーでは塗りづらいものもあります。吹き付けガンは霧状に噴射する為、波状の雨戸の狭い場所まで塗装が可能になります。
③ 手塗りより綺麗な仕上がりになる
吹き付け塗装の場合、刷毛目などが出ないので非常に綺麗な仕上がりになります。手塗りに比べると塗膜が若干薄くなりますが、錆などで表面の凹凸が多い場合は、刷毛で塗るより吹き付けで塗装した方がメリットが大きくなります。
今回は、この3つとも当てはまっていたので、吹き付けで行いました。
【作業開始】
では、3月1日 雨戸塗装を開始します。
錆の凹凸をケレンし、表面を滑らかに近づけます。
今回、一部を雨戸レールから取り外して塗装しています。
理由は戸袋に雨戸を格納するタイプの建物で、戸袋に『被り』が出て塗装できない箇所が発生するからです。
続いて、錆止めを行います。
吹き付け塗装を行うので、飛散養生は必須です。
しかし、低圧温風ガンを使用することで飛散を最小限に留めることが出来ます。
低圧温風ガンとは
圧力で霧状に塗料が出す吹き付け機(エアレス)の一種で、低圧温風ガンは温風で霧状にするものです。 塗装面に対しての付着率は約90%と高く、温風にする事で乾燥が早く、残りの10%の飛散ミストは空気中に漂ってる間に塵になります。 塗装箇所から約1メートルの養生を行えば他の何かに付着することがほぼありません。 |
続いて上塗り1回目
上塗り2回目。
低圧温風ガンなので、乾燥も早く1日に3工程行えます◎
今回は、低圧温風ガンのメリットを生かして吹き付け塗装で雨戸を塗装しました。
しかし、ローラーや刷毛で塗る手塗りにもメリットがあります。
◆手塗りのメリット
① 飛散しない
② 吹付に比べて膜厚が厚い
それぞれのメリット・デメリットを考え、建物に合った施工方法を選択しています。
引き続き心を込めて作業しますので、今後の現場日記もご覧ください。
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